先輩に教わりながら、缶詰製品の営業を担当しています。お取引先様と製品の価格や生産予定のすり合わせを行うのが主な仕事です。商談の際に漁獲情報をお客様に伝えるのも大切な役割。「今年は漁獲量が少ないですね」「今年は獲れていて供給と需要のバランスがいいですよ」などの情報が、製品価格の判断材料となるためです。
営業職というと商談で外出がちのイメージがありますが、出張より社内勤務の割合が圧倒的に多く、お客様との日常のコミュニケーションはパソコンやFAXで行います。それ以外の時間は開発スタッフとタッグを組んで、製品サンプルを作り、品質を確認。多い時は毎日ですね。仕入れ内容や在庫状況によって魚の種類や産地が変わるので、いつもと同じ美味しさが保たれているか、品質に問題がないか、サンプルを製造してチェックしています。
難しいと感じるのは工場に指示を出すときです。お客様の声を、いいことも悪いことも現場に伝えなくてはならない。工場のスタッフは私より立場も年齢も上の方ばかりなので、尊敬の気持ちを忘れず、丁寧な対応を心がけています。
職場の雰囲気は?
若手を大切にしてくれる会社だと感じます。イヤミも言われませんし(笑)、注意される時もどこが悪いかキチンと教えてもらえる。年が離れた方ともコミュニケーションがスムーズな職場です。
これからの目標
再建が厳しい企業も多いなか、震災後一年で再建した津田商店。この会社に恩返ししたい。しっかり働いて、社員として重要な役割を果たしたいです。